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オーディション体験記2


前回の続きです。

 

8月の公演に参加する、バックステージ・パフォーマー・コーラスの顔合わせがありました。

今回のオーディションで選ばれた人もいれば、数年前から参加している人もいるようです。

 

会場には、オーディション時にお世話になったイケメンステージマネージャー・Pさんが!

 

「コミュニティーシアターとはいえ、皆さんはこの劇場の名を背負うことになります。また、ロンドンは演劇の激戦区です。そこで戦っていけるクオリティーに仕上げましょう」

 

プレッシャーをかけられました。

 

その後、バックステージの各パートについての説明がありました。

プロデューサー、ディレクター、衣装、セットデザイン、照明、小道具など。

どのチームも劇場で働くプロがトップにつくので、私たちは「アシスタント〇〇」となります。

ちょうどアシスタント・ディレクターの説明の時に、ディレクターが部屋に来ました。

 

「アシスタント・ディレクターは、テクスト分析やリサーチが中心です。あとはリハーサルの手伝いもお願いします」

 

オーディション時に聞いた通り、私のイメージするドラマトゥルクの仕事に一番近そうです。

でもきっと人気のポジションなんだろうなぁー・・・

 

そしてついに、配属先の発表。

1人ずつ、名前とポジションが口頭で言い渡されます。

 

6~7名ほどが呼ばれたとき・・・

 

“Maiko?”

 

来た。

 

“You are… assistant director”

 

え?

 

“Because you are interested in research”

 

私 “Thank you”

 

・・・

 

やった!!!

 

本当にびっくりしました。

 

私でいいのかと。

 

その後、他のチームと一緒に台本を読み、必要な小道具をピックアップしました。

大学での研究とは違う視点で読むのは面白かったです。

ワークの途中、ステージマネージャー・Pさんがアドバイスしに来てくれました。

 

「ステージでは一つ一つの小道具がストーリーを伝える手がかりになるから、年代や材質・形なんかもしっかり考えてね」

 

これだから演劇は面白いなと思います。

小道具・衣装・照明・・・全てのものがストーリーを持つ。

 

妄想、いや想像するだけでワクワクしますが、ちゃんとリサーチして決めていきます。

 

5時間のブートキャンプはあっという間に終わりました。

リハーサルはもう少し先ですが、これから楽しみです。

 

実はこのカンパニーを持つ劇場、大好きなベン・ウィショーが無名の新人だった頃にハムレットを演じ、一夜にしてスターになったという場所。

いつか彼と仕事をする!というのがひそかな野望ですが、少しだけ近づいたかな?

近づいてるといいな。

 


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